本工事は、二級河川大岡川分水路のトンネル内ひび割れなどの補修工事になります。
発注者：神奈川県横浜川崎治水事務所 河川第二課
工事場所：二級河川大岡川分水路 横浜市港南区日野5丁目地先他
竣工日
2024年3月29日
場所
神奈川県横浜市港南区日野
施工内容
二級河川大岡川分水路トンネル補修工
「ひび割れ注入工」とは、ひび割れ幅0.2ｍｍ以上、1ｍｍ未満の場合に適用する工法のこと。ひび割れ部分に注射器を設置し、樹脂系の材料を注入することでひび割れを塞ぐ。
「座金」とは、注射器をはめるためのもの。
「シール材」とは、注入する材料の漏れを防ぐためのもの。
「ひび割れ充填工」とは、ひび割れの幅が1ｍｍ以上ある場合に適用する工法のこと。
写真は、ひび割れの部分を5ｃｍでＵ字にカットしている状況のもの。
カットした断面にプライマーというモルタルとの接着をしやすくするための塗料の塗布状況。
「断面修復工」とは、コンクリートの劣化が激しい部分がある際に用いる工法のこと。劣化している部分を厚さ5ｃｍで削っていき、削った部分にモルタルを充填する。
写真は、はつって、コンクリート内部の鉄筋を露出させているところ。（はつるとは、削るという意味）
鉄筋が露出している場所には、防錆材も塗布している。
「高圧注入工」とは、ひび割れ部分が漏水している場合に用いる工法のこと。漏水している部分に専用の止水材を注入して漏水を止める。
写真の穴は、止水材を注入するためのもの。
タップグラウト液（止水材）注入状況。この注入液を継続的に高圧力をかけて充填する。
タップシール充填状況（開けた穴を塞ぐ作業）
作業完了。
