本工事は、栄第二水生センター配水放流口の護床周辺の河床が洗堀されているため、仮設的に洗堀防止処理を行う工事です。
工事場所：横浜市栄区長沼町82番地先
発注者：横浜市環境創造局下水道施設整備課
竣工日
2023年5月26日
場所
横浜市栄区
施工内容
水再生センター護床等緊急対策工事
水再生センター排水路の河川流入箇所において、河床が洗堀されているのを修繕する工事です。もともと設置されていた護床ブロックが洗堀により落ちてしまっているため、川の流れに影響が出ています。(上流側（写真の下方向）にも水が行ってしまい、河川本来の流れとは違ってしまっています。）
河床洗堀・・・河床が水の流れなどの力で削られていくこと。
護床ブロック・・・河床を洗堀や浸食から守るブロック
ボトルユニットというポリエステル繊維を使用した二重構造のネットの袋材に割栗石を詰めた護床材を作成していきます。
袋材を設置し、そこに割栗石を投入します。
割栗石・・・岩石を人工的に割って作られる100ｍｍ～200ｍｍ程度の石。基礎下に敷いて地盤を安定する目的がある。耐久性に優れる。
石を詰め終わったら型枠から外し、移動させます。
今回は2ｔサイズを87袋、1ｔサイズうぃ22袋作成しました。
25ｔ吊りラフタークレーンを河川敷に配置します。
水に流されないように注意を払いながら洗堀箇所に設置していきます。
設置後、すべてのボトルユニットをロープで連結していきます。
すべてのボトルユニットを設置し、工事が完了しました。
護床材の働きで洗堀が防止され、川の流れも正常に戻りました。
