本工事は墓園整備のための造成などを行う工事です。
工事名：（仮称）舞岡墓園整備工事
発注者：横浜市
工事場所：横浜市戸塚区吉田町1653番1ほか
竣工日
2023年3月
場所
横浜市戸塚区
施工内容
造成工事
本工事では、ジオテキスタイルによる補強盛土工法を行いました。
＜主な工事内容（D工区）～ 掘削工14749㎥、解体盛土工12311㎥、ジオテキスタイル敷設工1706㎥、補強盛土L＝121ｍ・Ｗ＝11.9ｍ・Ｈ＝15.8ｍ＞
ジオテキスタイル・・・補強盛土工法の種類、引張り強さの高いシート状の材料を使用する（盛土内あるいは地盤と盛土の境界部に配置する）
掘削・床掘を行うにあたって0.7㎥ＢＨ（フォークアタッチメント付）とチェーンソーを使用して樹木の伐採を行います。
床掘（とこぼり）・・・施工基面より下の土砂などを掘り下げる箇所であり、埋戻しを伴う施工のこと
樹木伐採完了後、0.7㎥BHを使用して掘削を行います。掘削時の発生土は10ｔダンプトラックに積み込み現場内に仮置きします。
計画位置、計画高さまで掘削後、L型の鋼製ユニットを設置して、ロール状になっているアデムと金属ピンで固定します。
アデムを広げて地面に固定し、鋼製ユニットに植生シートを設置すると、ジオテキスタイルの設置完了です。
1層目は排水を目的として全面に砕石を敷き均します。
2層目以降は、前面50㎝に植生のため黒土を敷き均します。
2層目以降は、背面50㎝には排水のため砕石を敷き均します。
2層目以降、全面50㎝と背面50㎝以外の部分は掘削時の発生土をセメント系の改良材で改良した改良土を敷き均します。改良土を使うことで強度が増します。
最終段まで施工完了後、壁面上端処理工として70cm～110㎝の擁壁を築造して、整地を行います。
型枠にコンクリートを打設し、養生後に型枠脱型し、完了。
