本工事は、一般国道1号（保土ヶ谷橋工区）道路改良事業の一環として、二級河川今井川、保土ヶ谷橋下流側の「護岸整備」を行うものです。
工事名：一般国道1号（保土ヶ谷橋工区）道路改良工事
工事場所：保土ヶ谷区保土ヶ谷町1-1-2～岩井町46-1
発注者：横浜市道路局
監督者：横浜市保土ヶ谷土木事務所
竣工日
2023年10月
場所
横浜市保土ヶ谷区
施工内容
道路改良工事に伴う護岸整備
土木（舗装・砂防・河川・管路）
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草木が茂り、既設護岸がある状態。
護岸・・・海岸、河岸、堤防や水流に沿った所を保護して洪水や高潮などの水害を防ぐこと、又はその施設。コンクリートブロックなどを設置し保護する構造物。
既設護岸を取り壊し、重機や機械を設置するスペースを確保するため作業構台を設置。
1本目の鋼管の反力を得るため鋼矢板を打設し、パイラー（鋼管杭を打設する機械）を設置する架台を取り付けた。
鋼矢板・・・凹凸状に成型加工した鋼板の両端に継手が設けられていて、それをつなぎ合わせて鉄の壁を作るもの。水圧、土圧を防御し、土砂、地下水、海水などの流出入や漏洩を防止する。
写真は下杭の圧入状況。下杭をある程度の深さまで圧入し、上杭と溶接、さらに規定の高さまで圧入する。上下杭全長21.5ｍ。
鋼管杭・・・鋼板から出来ている円形の筒状の管。強固で安全な基礎構造にするために使用。建築、橋梁、港湾、河川構造物や土木防災向けに使用。
打下げ装置を鋼管に設置することで、規定の高さまで正確に打設することができる。
右岸全6本を打設した。
鋼管杭の打設を終え、構台を撤去した。
周りを掘削し、規定の高さで切断した。
護岸の安全性確保と次の工事へと繋げるため、取り壊した護岸を嵩上げできるようにコンクリートを打設した。
型枠を脱型し、きれいな護岸となった。
鋼管の周りと護岸の排水のため勾配を設けて叩きコンクリートを打設した。
叩き・・・叩いて仕上げた平滑な面を言い、土で作られた場合は土間と呼ばれる。水が落ちる場所にコンクリートで作られる場合は水叩きと呼ばれる。
最後に大型土のうを並べ、工事完成とした。
